コンテナデプロイ管理
本記事では、コンテナデプロイ管理について紹介いたします。
- 開発環境
- コンテナイメージの作成・管理
- コンテナデプロイ管理
- ログ管理とモニタリング
コンテナデプロイ管理では、開発環境と本番環境の2点に焦点を当てて紹介します。その後、Alibaba Cloudにおける推奨を紹介します。
コンテナデプロイ管理
- 開発環境
- 本番環境
- Alibaba Cloudでの選択肢
開発環境
開発環境の場合ではコードの変化に伴って、コンテナイメージを作成、環境変数を伴ってデプロイする必要があります。 その際には各種IDEのプラグインよりdocker buildを実践して、コンテナイメージを作成して、docker-composeを使って他のコンテナとの連携する方法が最もシンプルです。また、本番環境でKubernetesを利用する場合には、Minikubeやmicrok8sを用いて、Kubernetes環境をローカルの開発環境に再現する事も有用です。
- IDEのプラグイン
- docker-compose
- Minukube
- microk8s
- scaffold
本番環境
本番環境では、可用性を保つ為にサーバでクラスターを組み、冗長性を保った上でコンテナを動作させる事が一般的です。 簡易的な機能のみであればNomad、フルスタックな機能が必要であればKubernetesが利用できます。
- Nomad
- Kubernetes
Alibaba Cloudでの選択肢
Alibaba Cloudでは現在のデファクトスタンダードと言えるKubernetesを3種類の形で提供しています。 Kubernetesは大きくMaster nodeとWorker nodeの2種類のホストで構成され、それぞれをユーザが管理するか Alibaba Cloudの任せるかという違いがあります。
種類 | Master nodeの管理 | Worker nodeの管理 |
---|---|---|
Dedicated | ユーザ | ユーザ |
Managed | Alibaba Cloud | ユーザ |
Serverless | Alibaba Cloud | Alibaba Cloud |
Dedicatedは既存でKubernetesを利用していて、その設定を引き継ぎたいなど、より細かい設定をしたい要件がある時、 インフラの細かい設定が不要でとにかく使いたい場合はServerless、その中間の選択肢がManagedとなります。
参考リンク一覧
タイトル | URL |
---|---|
Container Service for Kubernetes とは | https://jp.alibabacloud.com/help/doc-detail/86737.htm |
Alibaba Cloud Kubernetes と自作 Kubernetes | https://jp.alibabacloud.com/help/doc-detail/69575.htm |