データベース
以下の区分により、Alibaba Cloudを活用したWebアプリケーション構築手法を紹介いたします。
- 名前解決
- 負荷分散
- Web/APサーバ
- データベース
本項目では、Alibaba Cloudのデータベースに関するサービスの基本仕様と設計ポイントを紹介します。
データベース
- 対象サービス
- 基本的な仕様
- 設計のポイント
- アーキテクチャ図
対象サービス
Relational DatabaseとしてApsara for RDS、NoSQL DatabaseとしてApsara for MongoDBを利用する事が出来ます。 “Apsara”という名前はAlibaba社内でのAlibaba Cloudを指す為、その名残として名称となります。
基本的な仕様
Apsara for RDS
- リードレプリカの追加
- ディスク消費量のコンソールからの確認
- メンテナンス時間の設定
- アクセスホワイトリストの設定
- コンソールからパラメータの書き換え可能
- 文字コードはデータベースの仕様に準拠
Polar DB
- 2019年8月末時点でジャカルタリージョンのみ利用可能です。
Apsara for MongoDB
- レプリカセットかシャーディングかの選択をした後に、リージョン、VPC、スペック、MongoDBバージョン、レプリカ/シャーディング数、パスワードを入力して作成
- 作成後には主に以下の設定が可能となります。
- バックアップ・リカバリ
- リソース監視
- アラームルール設定
- パラメータ設定
- 監査ログの確認
- スロークエリ含むログ確認
- インデックス最適化
- Data Transfer Serviceを用いた既存MongoDBの移行
- バックアップ・リカバリ
設計ポイント
ECS
- 時間が中国語。
補足
日本リージョン未公開だが他の有用なデータベースサービスとして、クラウドネイティブでハイパフォーマンスなMySQL, PostgreSQL, and Oracleを提供するPolardbと、独身の日でのオンライントランザクションを支えた分散型SQLエンジンであるDistributed Relational Database Serviceがあります。現在これらは中国リージョンのみで利用可能ですが、東京リージョンでも利用可能になり次第紹介したいと思います。
参考リンク一覧
https://jp.alibabacloud.com/help/product/34269.htm https://jp.alibabacloud.com/help/product/27537.htm